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トップページコラム沖縄と本土の関係について書いた評論集

コラム

ノーベル賞作家が、沖縄の本土復帰前夜の昭和44〜45年にかけて、沖縄と本土の関係について書いた評論集。

 沖縄は本土決戦までの時間稼ぎのために大きな犠牲を強いられた。戦後も日米同盟下で在日米軍基地が集中、その負担を一身に背負わされてきた−。沖縄は「被害者」、日本は「加害者」との視点が貫かれている。その象徴的出来事として、沖縄戦で起きた住民の集団自決事件について、資料を引用して軍の関与を断罪している。その後40年近く経過、集団自決に関する「定説」は修正され、教科書の記述の削除へと至る。

 が、本書は、約40年前の歴史認識そのままに、改訂されることなく版を重ね、堂々のロングセラーとなっている。(岩波新書、740円+税)

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